パソコン版Googleドライブを削除しようとしたところ、アンインストールできなくなってしまいました。
しかも、再インストールしようとしても「既にインストールされています」と表示され、先へ進めません。
今回はWindows 11で実際に遭遇したトラブルと、その対処方法を紹介します。
USBメモリを挿すたびにGoogleドライブが反応する
そもそものきっかけは、USBメモリを接続した際にGoogleドライブがバックアップを勧めてくることでした。
Googleドライブ内のファイルだけを扱えれば十分なのに、外付けのUSBメモリにまでバックアップを提案されるのは煩わしいものです。
そこで、パソコン版Googleドライブをアンインストールすることにしました。
ところが、ここから問題が発生します。
「Googleドライブを使用中です」と表示される
Windows 11の「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」からGoogleドライブをアンインストールしようとすると、次のメッセージが表示されました。
Google ドライブを使用中です。アンインストールするには、ドライブを終了する必要があります。
Googleドライブを自分で起動した覚えはありません。
原因として考えられたのは、Googleドライブがバックグラウンドで自動起動していることです。
そこで、タスクトレイからGoogleドライブを終了。さらにタスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」からGoogle Driveを無効化し、Windowsを再起動しました。
しかし、問題は解決しませんでした。
今度は「uninstall.exeが見つからない」
再起動後、アンインストールをやり直すと、今度は別のエラーが表示されました。
"C:\Program Files\Google\Drive File Stream\132.0.0.0\uninstall.exe" が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください。
どうやら、Windowsに登録されているアンインストール用プログラムが見つからない状態になっているようです。
Googleドライブの管理情報と、実際のインストールファイルの状態が一致していない可能性があります。
こうなると、通常のアンインストール操作を繰り返しても解決しません。
再インストールもできない!
そこでGoogle公式サイトからインストーラーをダウンロードし、上書きインストールを試しました。
公式ダウンロードページ:
https://www.about.google/intl/ja/drive/download/
ところが、今度は、
既にインストールされています
と表示され、インストールが進みません。
アンインストールも再インストールもできないという、何とも厄介な状態です。
対処法:バージョンチェックを回避して再インストールする
調べてみると、Googleドライブの公式ヘルプコミュニティで、同様の問題への対処方法が紹介されていました。
それが、インストーラーに -skip_version_check というオプションを付けて実行する方法です。
このオプションを使うと、インストール済みバージョンのチェックを回避してセットアップを試みることができます。
手順1:インストーラーを用意する
Google公式サイトから GoogleDriveSetup.exe をダウンロードし、「ダウンロード」フォルダに保存します。
手順2:コマンドプロンプトを起動する
キーボードで Windowsキー + R を押し、次の文字を入力してEnterを押します。
cmd
黒いコマンドプロンプト画面が開きます。
手順3:次のコマンドを実行する
まず、ダウンロードフォルダに移動します。
cd /d "%USERPROFILE%\Downloads"続いて、以下を実行します。
GoogleDriveSetup.exe -skip_version_checkWindowsターミナルで複数行をまとめて貼り付けると、確認の警告が表示されることがあります。これは複数のコマンドが意図せず実行されるのを防ぐ機能です。
心配な場合は、コマンドを一行ずつ入力すると分かりやすいでしょう。
なお、インストーラーの保存場所が異なる場合は、その場所に合わせて変更する必要があります。
手順4:修復後にアンインストールを試す
セットアップが正常に完了した場合は、Googleドライブを終了し、Windowsの「設定」→「アプリ」からアンインストールを試します。
このコマンドによる復旧例はGoogleの公式ヘルプコミュニティにありますが、すべての環境で解決する保証はありません。
今回の環境でも、コマンド実行後の最終結果はまだ確認できていません。
削除せず自動起動だけ止める方法もある
GoogleドライブのUSBバックアップ通知だけが問題なら、アプリを削除せず、自動起動を止める方法もあります。
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く。「スタートアップ アプリ」を選ぶ。
「Google Drive」を探す。
右クリックして「無効化」を選ぶ。
Windowsを再起動する。
これで通常は、Windows起動時にGoogleドライブが自動的に立ち上がらなくなります。
手動でGoogleドライブを起動した場合には再び動作するため、完全に削除する操作とは異なります。
まとめ
今回のGoogleドライブのアンインストールトラブルでは、次のような問題が連続して発生しました。
バックグラウンドでGoogleドライブが動いていた。
終了してもアンインストールできなかった。
再起動後には
uninstall.exeが見つからないエラーが発生した。再インストールしようとしても「既にインストールされています」と表示された。
同じ症状が発生した場合、-skip_version_check オプションによる再インストールが、解決策の一つとして参考になります。
インストール先のフォルダを手作業で削除したり、レジストリを無計画に書き換えたりする前に、確認してみる価値がありそうです。
参考資料
※この記事はWindows 11で発生した実際のトラブルをもとに作成しています。操作画面や動作はGoogleドライブのバージョンによって異なる場合があります。
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